台風の前
公園を散歩した。
台風が来るのを察知してバタバタと岸へ集まってる鯉。
バードウォッチングする人たち。鷹を観てたんだそう。
帰りにお気に入りスポット、工芸センター行った。
七宝焼きをやってて、すごく綺麗だからファンになった。
七宝焼きとは金属素地で器とかを形作って、その上にガラス質の釉薬を付けて焼き上げたもののことを言うんふぁそうだ。
七宝の代名詞になってる有線七宝という技法が面白い。螺鈿やヒョウモンを施した漆芸作品に似てるところがあって、漆器は何度も漆を塗り重ねて、七宝も何度も釉薬を塗っては焼いてを繰り返して、乗っけてた螺鈿や銀線が表面全体の絵柄の一部になる。
描いたんでも貼り付けたんでもなく、そこだけ削って素地が見えてるんでもなくて、本当は立体的なものが埋まってて、その上辺だけがなめらかに器の表面の絵柄の中の一つの線となって現れる。そういうところが不思議ですごく奥ゆかしい感じがした。
感心して帰宅。
家に帰ってご飯を食べてたら、俳句甲子園のドキュメンタリー番組をやっていてこれにも見入った。
以前、ネット記事で俳句甲子園の記事を読んだことがあったから興味があって見たんだけど、素晴らしい時間を過ごしている高校生達を見て何度も熱いものがこみ上げてきた。
これぞ青春、自由、エネルギー、充実……そういうものを感じた。
高校生って勉強や交友関係、いろんなことに忙しくて周りの環境に振り回されやすい年頃だと思う。
僕も自分の高校時代を振り返ると、周りばかり気にしていて、内的に何かを経験するということがとても少なかったと思う。僕が高校生のとき、ホームページを作ってブログをやるっていうのが流行ってて、それを僕もやっていた。他の人もたくさんやっていたから、それを毎日チェックしてたし、依存的なくらいだった。今から思い返すと、世界が閉じて行ってしまうような間違った方向に向かってたなぁと思うんだけど、今の時代の高校生もそうなってしまいがちだと思います。
でも、僕がテレビで見た彼らは、紙の余白を目の前に俳句に向き合っている姿から、自分の内側に静かな充実と意欲が広がっているように見えた。
その感じこそ「自由」だと感じた。
そう思って涙が流れた。そんな充実した時間を経験したことがあまりなくて記憶にも遠いから、うらやましかった。でもそれを経験したいと思った。
とても大事な気持ちが沸いてきてよかった。
また散歩。
中国の王朝っぽい休むところがある公園。ぐるっと歩いて雨がポツポツ降ってきたので帰った。
今夜が最接近。
7月30日
こんにちは。
お久しぶりです。一か月ぶり。
日記を書けないほど忙しかったわけではないけど、気持ちがいっぱいいっぱいで、書き始めても途中で中断して最後まで書ききれていなかった。また頓挫してしまってはいけないから、スパスパと書きたいと思う。
引っ越してから感じたことを単刀直入に言うと、一人暮らしじゃないのは失敗だったなぁということ。とても気を遣う。小母さんはいい人でよくしてくれるんだけど、どうしても気を遣ってしまうのと、ガッカリされないようにという気持ちから、本当はしたくない余計なことをしたり、今後の自分の選択に関しても、本当に自分にとって必要なことを考えたり行ったりするのではなくて、期待に沿うようなことをしないといけないと思ってしまっている。いいように思われるように… 相手がどうということじゃなくて、自分の問題として起きている間中そういう考えになってしまっていて、感覚も自由な意思も閉じてしまっている。なにもせずにボーっと固まってるときもある…
もともと家を出て一人暮らしをしようと思ったのも、主体性を持って生きることが大事だと思ったから。自分の人生を自分で引き受ける、という気持ちから何かが変わっていくんじゃないかと思ってやってきたはずだけど、大事なところで選択を間違えてしまった。気を遣って不自由するなんて当たり前の事を一番に考えられなかったのは、やっぱり失敗だったんじゃないかと思ってしまう。
少しは考えたのかもしれないけど、乗り越えられると思ってしまった。なんとなくの根拠のない希望から湧いてくる勇気によって、普段の自分では出来ないことを乗り越えられる前提で、その先に広がる素晴らしいものをイメージして突撃してしまった。玉砕。なんというか… 自分がやるような失敗だなと思って反省しきり。
小母さんのお家には、一人暮らしをするまでの準備期間として住まわせてもらうということで了解してもらっているから、出て行こうと思えばいつでも出て行くことは出来る。ただある程度期待に沿った形で、出て行かざるを得ないはっきりとした理由がほしいというエエかっこしいでなよなよしい気持ちがあって…… まあ、とにかくそれくらいのことだからそんなに落ち込まなくていいのかもしれない。
貴重な時間だと思って出来ることをしていこうと思う。
引っ越してきてからやったことは、まず、精神障碍者の生活や自立・就職の支援をしてる機関にいろいろ行ってみた。それからプール監視のアルバイトをしながらハローワークに行ったりしてることくらい。就職に関しては、すぐにということを考えられないから、別の方法を探してたら、職業訓練校っていうのを見つけて、それに行こうかなと思って、先日、試験を受けてきたところだ。パソコン事務+WEB科というコースなんだけど、エクセル、ワード、簿記、WEBいじりなどを教えてくれるカリキュラム。就職するにしてもしないにしても、トレーニングとしていいかなあと思っている。(職業訓練校って本当はそういう気持ちの人は行っちゃダメらしいんだけどね…)職業訓練についてはまた詳しく書きたいと思う。
今日はノートパソコンを持ってワイファイが使えるカフェに来てブログを書いた。
最近散策した場所を一つ。
大阪らしくない落ち着いて平和なところだった。
キャンパス内にミュージアムもあって、昔のデカいワニがいた。
でかッ!
これは復元した模型だけど、本物の骨はミュージアムの中にありました。阪大の中で見つかったそうです。
それでは~
引っ越した!
こんばんは。
引っ越しした!
最後まで気分が乗らず、前日の夜から引っ越し準備を始めて大変でしたがなんとか(お母さんの力で)無事引っ越し出来た。
バイト辞めてから引っ越しまで怠惰な生活をしていたせいで、そのままの感じで兵庫での生活に入ってしまった。もうちょっと強く新鮮さが感じられると思ってたんだけど、すぐに慣れてしまった… ダメなところはダメなままに不自由なところがプラスされて、今の段階は少し負担を感じてる。努力と行動で変わっていくしかないな。
引っ越ししてからいろいろした。
住所変更に伴う手続きだけど、市役所で転入の手続き、保険証と年金の手続き、手帳と自立支援の手続き。警察署で免許の手続き。ハローワークで手続き。大変だった。
それから、保健所と市役所の障害福祉科で、精神障害者の支援や就職をサポートしてくれる機関を教えてもらったり、近辺の精神病院・クリニックの情報を聞いたりした。
だけど微妙な感じだったなぁ。自分に合う活動内容だったり雰囲気とかレベルだったりは難しいと改めて思った。
病院は市内で探さなくても梅田駅まで電車で20分だったりもするから、広い範囲でいいところを探そうと思う。岡山県に住んでるときは2時間近くかけて病因に行ってたし。
スーパーにも行った。関西スーパーっていう普通のスーパー、阪急OASISっていう雰囲気のいいスーパー、イカリヤ(?)っていう高級スーパーがあるのをチェック。イカリヤで胸がざわついていろんなものに手が伸びたけど自粛…
借りてる自転車がけっこうガタがきてるから自転車屋で直してもらったり、図書館のカードを作ったりもした。
バイトのお給料が振り込まれるところが三菱東京UFJ銀行だったから口座も作った。支店にあるビデオ電話で作った。
こんなところ。
明日は認定日というやつでハローワークに行って、バイトの顔合わせと救命講習をする。友達出来るかな〜…
実は住んでるお家にWi-Fiが飛んでないみたいであんまりネットが出来ない。地図見たり調べごとをしないといけないから…
生活が落ち着いてきたらまたブログを書こうと思う。頑張って生活します。
4月に京都に行った時のこと(昔の話)
京都に引っ越して住む部屋を深夜にネットで探してたら、ここしかないと思えるすごくいい物件を見つけたから、朝の10時になるのを待ってすぐに不動産屋に電話した。
「まだ空いてます。だけどいつまで空いてるか分かりません」
ということだったので、少し考える…
(こんないい条件ないよなあ… これを逃したらこれ以上の物件はもう見つからないかも… だけど思ってたのと違ったら無駄足になるってこともあるし…)
めまぐるしく迷った挙句、こういう時の決断力がないから僕はいつもダメなんじゃないかと思って、明日不動産屋に行くと伝えた。
「ところで同じ間取りの他のお部屋を調べたんですが、ちょうど倍のお家賃でした。どうしてここのお部屋だけお安いんですか?」
すると衝撃の一言が返ってきた
「… 直前に住まれていた方がお部屋で亡くなられまして、その関係です」
ヒエー
「そ、それって じ、自殺とかなんとかのっていう感じのアレのやつのことですかぁ…?汗」
恐るおそる訊いたら…
後で確認しないと確かなことは言えないけど、大概病死ですよ、大丈夫です、と返事が返ってきた。
大丈夫です…?
自殺の部屋は無理…
病死は… どうだろう…
でもとにかく見てくるしかないかな、チャンスかもしれないし。
決心して翌日急遽日帰りで京都に行くことにした。
朝の高速バスに乗って11時に京都駅に到着。不動産屋の予約が16時からだからちょっと時間つぶしをすることに。
花見の季節だったから、岡崎エリアは外国人であふれてた。半分以上が外国人といった印象。最近は日本や京都がブームだし、桜のお花見というのもアツいらしい。
そんななか動物園は外国人比率がとても低い。わざわざ桜の季節の京都まで観光に来て変哲もない動物園に来る外国人がいるとしたらどういうプランなんでしょうね。
あくびをするシマウマ
オオバタン
絶叫形の鳴き声で気になった。名前もかわいい。
ペンギンもいる。
ものすごいイボ痔(?)のチンパンジー。大股開きで見せてくれてたから見ていた人みんな苦笑いだった。
子供のチンパンジーがやってきて、ポンとイボ痔に触れてまたどこかへ行ったのがおかしかった。
観察するのがおもしろかった。ニホンザルは人間の感情と動きに通じるものがあるから、ちょっとした動きに意図が感じられてほほえましい気持ちになる。刺激に敏感で興味がそのまま行動に漏れてしまうところがサルといった感じでかわいい。人気なのもやっぱり見ていておもしろいからなんだろうな。
テナガザル
ゴリラ
どっしり構えてる。プライドと気品の生き物。
こんなのもいました。
ヤドクガエル。かっこいい。
怖かった。
猛獣の力強さとネコ科のしなやかで鋭敏な動きが…
いや、ずっと座ってたわ。でもライオンより強そうだった。
京都市動物園はコンパクトな動物園なのに、動物園にいそうな動物の大半がいた。ゾウ、キリン、レッサーパンダなんかもいる。ワクワクするお土産コーナーやカフェ、レストランもあります。
動物園の次は京都国立近代美術館。建物の中から見た平安神宮の大鳥居です。でか。とにかくデカい。
美術館の中の大きな窓後しに見た桜並木がきれいだった。
旅の安全を祈願しに平安神宮に参拝。
観光客多い。
社殿を取り囲むようにして広がっている回遊式の日本庭園。南・西・中・東の4つで構成されていて、それぞれに違った趣がある。
暇つぶしで欲張りすぎてくたくたになってから不動産屋に行ったら、もっとくたくたになることが……
昨日問い合わせた部屋が他の人に抑えられたと。
ウッソ〜ン
これだけのために来たのに!
(けっこう遊んだけど)
不動産屋の人も申し訳なさそうにしてて、この不動産屋だけで取り扱ってる物件じゃないから、タイミングで他のところのお客さんが先約してしまうこともあるんだって。
でも岡山からこのためだけに来たんだから、もうちょっとこまめに確認してて欲しかったよ!泣 行ったらないってさ……
ブチギレモードでも感情を押し殺してしまう人間だからブチギレられず…
でも、こんな状況で言うべきことすら言わずに溜め込むのは精神的に良くない。感情の抑圧を解き放つべし。
…このためだけに来たのに残念です、という旨を冷静に伝えときました…(ショボっ)
不動産屋さんも悪いと思ったのか、いろいろ他の物件を調べたりしてくれました。
僕のお目当てだった部屋は吉岡里帆がCMをしている、敷金礼金更新料仲介手数料などがいらないUR賃貸住宅の部屋なんだけど、京都にある他のUR賃貸住宅の部屋でお家賃が安いとこを探してくれた。
もともとの家賃が僕の希望の3万円を切るようなところはほとんどないんだけど、直前に住んでた人が亡くなった部屋は一年間家賃が半額で、そういう部屋で空いてるところが他にもあって、リストアップして見せてくれた。
僕が気にするから、リストのそれぞれのお部屋の備考欄に死因が書いてあって、自殺って書いてあったりするのもやっぱあったなぁ…
(事故物件限定サーチすな)
自殺というものはテレビのニュースで聞く話でしかなくて、今まで生きてきて知る限りには、親戚にも友達にも知り合いにもいないから、自殺というものがこの社会というかすぐ近くに厳然として存在するという実感を持ってなかったんだけど、こういうところで初めて感じた。厳しい現実があるんだな、というのを見た気がした。
それはさておき
探してくれたお部屋は、それでもお家賃が高かったり、街の外れで交通の便が悪かったりして条件に合うところが見つからなかった。
それで一応僕が入りたかったお部屋と同じタイプのお部屋を見学させてくれた。
古びた団地の建物だけど、お部屋は最近リフォームしてるらしく、畳も新しいしシャワーヘッドもちゃんとしたやつ。収納もたくさんある。かなりキレイ。けっこういいところだった。URすごい!
でも団地の雰囲気がどんよりして暗かったのが少し気になった。ベランダにゴミを放置したりして汚すぎる部屋も多かったし… そういうのは家賃相応なものなのかなぁ?
安く住めるなら前の人が亡くなっててもギリギリ大丈夫かなぁ~と思っちゃったので、いいところ(特別賃料の部屋)が見つかったらすぐに連絡してくれるということで不動産屋を後に。
今回は急遽京都に来た訳だけど、行く前から
「もう絶対ここだ!」
というつもりで来たから思い通りに行かなくて残念。急いては事を仕損ずる。
でも決断力や勢いは必要…
大事なのはしっかり準備した上で決断するときには決断するということだね。難しい。
帰りに、昨年の秋に京都初出店のお店ができたばかりの、大人気ショコラティエのジャン・ポール・エヴァンのブティック&カフェに行ってみた。
川床で有名な京都の奥座敷 、貴船をイメージした京都店限定のケーキというのがお目当てだったけど売り切れだった。
食べれる大きさと値段を考えたらチョコは割高だったから、チョコは一つだけ自分用に買って、後は家族分のケーキを買った。
家で食べたときの写真
バスに遅れないように早めに京都駅に行って、お土産を見たり漬物の試食をして時間を潰した。バスで食べる用のお弁当もちらっと探したけど漬物しかなかった。
仕方なく一人分の八つ橋を買って帰りのバスの中でパクパク食べた。
次に来るときは実りのある滞在にしないと👊
さらば京都~
兵庫県の小母さんの家に住むことになった経緯 (京都旅行 5日目)
日曜日に引っ越して新しい生活が始まるというのに、気分がパッとせず、無気力になっているこのごろ。
きっと不安なんだろう。向こうの生活の不自由なことしかイメージ出来ずに落ち込んでいる。
兵庫県の小母さんの家に住もうと決めた理由の大きなポイントは、お家に行ってみて、直感でイイかもと思ったから。新鮮な気持ちがしたのがよかった。大丈夫かな… 目的地から遠ざかる選択じゃないかな… という不安も少しあったけど、ここに住むとしたら、今までとは違う環境で違う感覚で生活できるかもしれないな、と感じたことが決め手だった。よく分からないけど、とにかく自分にとってそれが一番重要な気がしたからそうすることにした。
直感とかなんとなく、というのが本当のところで、それ以上の事はあまり考えていないのけど、あえて今考えて言ってみると、新鮮な環境で生活習慣が変われば、頭の使い方も変わって、それが変われば、悪い習慣を減らす努力が簡単になるかもしれなくて、そしたらマインドフルな状態になれる余裕も生まれる!
…という感じ
兵庫の小母さんの家に住むことになった経緯を簡単に説明してみる。
要介護のおばあちゃんのお見舞いに叔父さん夫婦が僕の家に来たのが、今回の部屋を探すための京都の滞在の2週間くらい前。たまにしか帰って来ない親戚なのに、家族のみんな仕事とか用事とかで出払ってて僕がお出迎え。よく分からんけどお茶を淹れて出して飲んでもらったり、話をしたり(何もなかったからとことんお茶を飲んでもらった)。歓迎されてないと思われるのだけはアボット家のメンツ的にもヤバイと思ったから、頭をフル回転させていろんな話をして、高級だけど賞味期限が15年前の湿気たお茶とかいろんなものを飲んでもらった。
そのときの話の中で
「一人暮らししようと思っとって、京都に住もうと思っとるんじゃけど、神戸も住みやすい街?」
「住めば都だよ」
「まあそりゃそうかぁ(笑)」
みたいな話を叔父さんとして、特に会話が広がらないそれくらいの内容だったんだけど…
1週間後くらいに(義理の)叔母さんの方から連絡があって、兵庫県に住んでる叔母さんの友達のお母さんという人のところを紹介してもらった。
きっかけはざっとそういう感じだ。
お家に行ってみるまでの考えや気持ちの動きみたいなのがたくさんあったんだけど、自分の気持ちの醜いところがたくさん出そうだからそこは省くことにする。
その後の経緯は、2日目に急きょ来てくれた叔母さんと話をして、部屋探しを止めて最終日に兵庫の小母さんのお家に行くことにした。だから4日目までは消化試合だった…
5日目のお昼に梅田まで行って、そこから乗り換えて20分くらいで小母さんのお家の最寄駅に到着。歩いて迷って30分でお家に到着。小母さんが出迎えてくれて、リビングで話をして、それで決めたという感じ。
小母さんの家に訪問してからひと月が経って、だんだん小母さんの家で感じた気持ちも薄れて、不安だけが残って無気力になってきてしまっている。だけど、このままの感じで向こうに行ってしまうと、このままの感じで向こうでの生活が始まってしまうから、気持ちと体調を作る。
新鮮さを感じるところが大事だと思ってるから、気分がウツと無気力で固まってしまってる状態だと、兵庫での新鮮な新生活がこっちでの日常の気分に簡単に取り込まれてしまいそうだと感じる。
しっかり準備して気持ちも作ってから行こう。
こんな感じで兵庫県に住むことになった。よろしくお願いします。
※京都旅行4日目は、お昼に京都伝統工芸館というところに行った後は宿に戻って休んでいただけなので記事はナシにした。
那岐山登山
先日、友達に誘われて登山に行ってきた。
那岐(なぎ)山というところなんだけど、岡山県と鳥取県の境にある山で、県内では有名な山。高さは1000m とちょっと。
登山道の入り口の看板
ここから2,3時間で山頂だそうだ。頑張って登っていこう〜
山頂に着いた!(早っ!)
山頂付近に近づくと、目の前に写ってる笹が急にワサーっと現れて、ステージが変わったと感じさせるような演出があり、それがよかった。
山頂で友達がアウトドア用のガスバーナーでお湯を沸かしてコーヒー豆を挽いておいしいコーヒーを作ってくれた。こういうのも贅沢な感じで山登りの醍醐味の一つかもしれない。
休んでいると登山してる人が登ってきたり降りてったりするんだけど、トレイルランニングで縦走してる人がチラホラいた。走ってやってきて颯爽と消えていく……山を股にかけて稜線を走って攻めるのは気持ちいいだろうなぁ。山頂まで登山して登ってきて、そこから走ってるのかと思うと、軽く楽しめる感じの趣味ではない気がしてやろうとは思わないけど……
コンビニで買ってきたテリヤキチキンを頬張ってエネルギーチャージ。
下山は違うコースを選んで降りた。登りのコースにはなかった滝があったり、生えてる植物が違ったりして、また雰囲気が違う感じがして楽しめた。
登山道には、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」とか「須佐之男命(すさのおのみこと)」「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と、日本神話に登場する神様たちの名前の文字が彫ってある文字岩があった。
諸説あるようだけど、那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれていたらしく、神話のイザナギ、イザナミがこの山の峰に君臨したという伝説に由来するとも言われていて、それで那岐(なぎ)山という名前なんですね。納得!
ここは岡山県と鳥取県の境に位置する場所で出雲もそう遠くないから、神様が近隣をうろちょろしていたとしたら、この山にも降り立ったかもしれない。
無事に下山。
体力なくて疲れたけど楽しかった。
京都旅行 3日目
3日目。
快適で気持ちのいいユースホステルに泊まった。
同室の方がいるから気を遣って疲れてしまうんだけど、ユースホステルだからそこは仕方ない。他にも部屋が空いてるんだろうけど、ここは宿の人が無理やりマッチメイクしてくる。
どうしてこのユースホステルに泊まったかと言うと、実はここも割引してもらうことが出来るからだ。
立派な右京区役所
午前中に区役所に行ってきた。引っ越しするときに必要な手続きとか精神障害者の福祉のことを聞いてきた。
このあと障害者福祉センターや心のケアセンターのようなところに行く予定だったんだけど、行く気にならなくて結局行かなかった。今日が金曜日だから、京都に滞在中で公的な機関が開いてるのは今日だけだということは解っていたけど、億劫で行かなかった。
それでぷらっと下鴨神社に行ってみた。
静かでいいところだった。厳かな感じがしてとてもよかった。
この日は3日後の5月15日に行われる京都三大祭の一つに数えられる葵祭の前儀があって、御蔭祭・御阿礼神事という神様をお迎えする神事らしいんんだが、座って並んで待ってる人がたくさんいた。待つのが嫌だったから見られなかったけど、重要なお祭りの前には重要な準備的なお祭もあるところが文化と伝統を感じた。
あの祇園祭も、よく知られてるのは山鉾巡行というやつですが、実は祇園祭自体は約1ヵ月の間ずっと何かしらやっていて、山鉾が街を練り歩くイベントはその中の一部。
葵祭はそこまでビッグじゃないのかもしれないけど、前儀として今日の祭りの他に、境内の馬場を公家風や武家風の装束のの射手が疾走する馬上から、3つの的を射抜く流鏑馬神事なんかもあって、盛り上がるらしい。
小腹を満たしてからまた下鴨神社の境内をゆっくり歩いて、はっぴを着たどうやら運営に携わってるらしい人がもうすぐ来るもうすぐ来ると言ってたから少し待ってたんだけど、来なそうだったから後ろ髪を引かれる思いで後にした。
京都に来たら、お部屋探しと住んで生活するための下準備をしようと思ってきたけど、日曜日に叔母さんが紹介してくれた小母さんのところに行くことになって、いろんなことがよく分からなくなってきたのもあって、気が抜けたような感じだった。何をやってるんだかなあという気持ち。
下鴨神社から少し歩いたところにある旧三井家下鴨別邸という歴史的価値のある建物を見学した。
スタッフさんが大変ご親切な方で、三井家のお話や建物の歴史を詳しく教えてくれた。池に3階部分がきれいに映ってカメラに収めるのにいいですよ、と教えてくださったんだけど、帰り際にどうでしたか?と聞かれて、よく見なかったと言ったらまた池のところまで案内してくれた。
散歩。
鴨川デルタ
一度食べてみたかったガレットというそば粉を使ったクレープ。フランスの料理らしいんだけど、卵とかハムやサラダを乗っけて食べたり、クレープっぽくデザートとして食べたりするらしい。おいしかった。
はちみつ…
商売敵が頑張っている。僕もこんなところで油を売ってないで自分の会社に出社するかな。
自分の会社に社長出勤。
なんちゃって。
今日はかなり歩いたしいろんなものを見たし目的を見失っていたから、早めに宿に戻って夕食を食べた。
詰め込み過ぎた1日だった。