那岐山登山
先日、友達に誘われて登山に行ってきた。
那岐(なぎ)山というところなんだけど、岡山県と鳥取県の境にある山で、県内では有名な山。高さは1000m とちょっと。
登山道の入り口の看板
ここから2,3時間で山頂だそうだ。頑張って登っていこう〜
山頂に着いた!(早っ!)
山頂付近に近づくと、目の前に写ってる笹が急にワサーっと現れて、ステージが変わったと感じさせるような演出があり、それがよかった。
山頂で友達がアウトドア用のガスバーナーでお湯を沸かしてコーヒー豆を挽いておいしいコーヒーを作ってくれた。こういうのも贅沢な感じで山登りの醍醐味の一つかもしれない。
休んでいると登山してる人が登ってきたり降りてったりするんだけど、トレイルランニングで縦走してる人がチラホラいた。走ってやってきて颯爽と消えていく……山を股にかけて稜線を走って攻めるのは気持ちいいだろうなぁ。山頂まで登山して登ってきて、そこから走ってるのかと思うと、軽く楽しめる感じの趣味ではない気がしてやろうとは思わないけど……
コンビニで買ってきたテリヤキチキンを頬張ってエネルギーチャージ。
下山は違うコースを選んで降りた。登りのコースにはなかった滝があったり、生えてる植物が違ったりして、また雰囲気が違う感じがして楽しめた。
登山道には、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」とか「須佐之男命(すさのおのみこと)」「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と、日本神話に登場する神様たちの名前の文字が彫ってある文字岩があった。
諸説あるようだけど、那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれていたらしく、神話のイザナギ、イザナミがこの山の峰に君臨したという伝説に由来するとも言われていて、それで那岐(なぎ)山という名前なんですね。納得!
ここは岡山県と鳥取県の境に位置する場所で出雲もそう遠くないから、神様が近隣をうろちょろしていたとしたら、この山にも降り立ったかもしれない。
無事に下山。
体力なくて疲れたけど楽しかった。